高齢者だけの病気ではなくなった緑内障について

気をつけておきたい自覚症状とは?

眼球は目の中にある「房水」の圧力によってその形が保たれているといいますが、なんらかの影響でこの「房水」の排出が上手くできなくなってしまうと「眼圧」が上昇し、それによって圧迫された視神経が障害されてしまうというのが緑内障の正体だと考えられています。
その原因の違いから緑内障は大きく3つのタイプに分けることができるようです。

原発閉塞隅角緑内障というものには慢性型と急性型があり、これは隅角が閉じてしまうことにより「房水」の流れが遮断され眼圧が上がってしまうことをいいます。
原発開放隅角緑内障になると隅角が開いてはいるものの目詰まりを起こしていて正常に「房水」を排出することができなくなってしまいます。
「房水」が流れにくくなっている状態が続くと次第に眼圧は上昇していってしまうので、ゆっくりと症状が進んでいくことが特徴だと言えるでしょう。
また、欧米よりも日本人に多く緑内障患者の約7割がこのタイプであるということが分かってきたというのが開放隅角緑内障の一種だという正常眼圧緑内障です。
緑内障は主にこの3種類に分けられているようですが、他にも眼内の水の流れ路に先天的な問題のある発達緑内障や薬剤の影響や後発的な疾患による眼圧上昇が引き起こす続発緑内障などもあるようです。

日本人に多いという正常眼圧緑内障の人は眼圧の検査をしても数値は正常な値を示しているということで発見が遅れてしまうというのが問題でしょう。
一般的には正常な範囲内であったとしても人によって視神経乳頭が圧力に耐えられる強度は異なってしまうようですから、自分にとってベスト状態の眼圧値をあらかじめ知っておくことをおすすめしたいと思います。